続きです。

やはりデュエルをしていると、初心者でも誰でも勝ちたいと思うのが常です。そりゃ、勝てなければ面白くないですものね。
勝つためには何より先にまず、ルールを把握すること。これは前回の通り回数を重ねて慣れていきましょう。
では、次はそれ以外の面で強くなる方法です。


2、強いデッキを持とう


カードゲーム全般に言えることですが、ある程度強いデッキならばそこそこの勝率をあげることができます。(あくまでそこそこです)
手っ取り早く強くなるには強いデッキを持ってしまいましょう。

しかし
「強いデッキって?」
「組み方が分からない」
「お高いんじゃない?」
等、様々な不安を初心者 持ってしまいます。ではどうすれば?

簡単です。「コピー」です。

「コピー」とはその名の通り誰かのデッキの内容そのままのデッキをコピーして使うことです。
初心者の方の中にはこれに強い抵抗を覚える人もいます。しかし、それは間違いです。
何事もまずは真似ることから始めましょう。最初から何でも出来る人なんていませんから、よく分からない内に自分でデッキを組むと大変なことになります。
まずはコピーです。レシピをしっかり見て、一枚一枚のカードの役割やデッキの回し方を確認しましょう。
そうしてる内に
「このデッキにはこのカードが入っているけど、もしかしてこっちのカードの方が強いんじゃないか?」
「この罠より、こっちの罠の方が自分好みだな」
と、色んなことを考えるようになります。そうしたら、次はコピーしたデッキを自分好みに改造していきます。そうやって改造を繰り返していく内にやがて、コピーしたデッキが自分だけのデッキに変わっているはずです。
そうすると、段々とデッキの組み方の基本というものを理解できるようになります。そうなれば次は自分で一からデッキを組んでみましょう。

まずは誰かを真似ることそこから始めましょう。分からないうちから自分一人でやろうとするのはあまりお勧めできません。
ただし、コピーしたデッキが最高の形だと思わないようにしましょう。
「○○大会優勝のレシピのデッキだから俺は強い!!このデッキに間違いなんてない!!」
なんて思い込むのは最悪です。初心者以下です。
コピーしたデッキでも自分で調整を繰り返し行い、自分の思う最高の形に近づける努力を忘れては行けません。それを忘れることはカードゲームをする人間としてやってはならないことです。

コピーでも何でも、デッキを組んだらとにかく時間をかけて調整をする。付き合ってくれる相手がいるならその人と一緒に何度もデュエルしてもらう。逆の場合もまた然り、相手の調整に付き合ってあげましょう。

デッキを組む上で大切なことは調整です。デッキを今の形より少しでも良くする精神を持つことが初心者含めプレイヤーが忘れてはならないことです。




とまぁ、ざっくりとした方法論を書いてきた訳ですが、最初のうちはデッキの調整なんてなにをすればいいか分からないですよね。次はコピーしたデッキを調整する際に見るべきポイントです。


①メインパーツの枚数


どんなデッキにもやりたいことがあります。
「M・HEROで相手を殴り倒す!!」
「マドルチェを展開して制圧した上で勝つ!!」
「エグゾディアを揃えて勝つ!!」
「遊星みたいに格好いいジャンクを使いたい!!」
なんて、色んな「やりたいこと」がありますよね?「やりたいこと」をやるためのカードたちをここでは
「メインパーツ」と呼ぶことにします。

例えば「M・HERO」における各属性HEROやチェンジ魔法のことです。

「マドルチェ」における主力となる下級マドルチェたちのことです。

「やりたいこと」即ち目的を達成するにはメインパーツが必要です。まずはデッキの中核となるそれらの枚数を確認します。では枚数別に見てみましょう。


A、三枚投入

・メインパーツの中で絶対に序盤に引きたいカード
・複数引いても腐らずに、活躍が見込めるある程度の汎用性を有するカード
・むしろ複数引きたいカード
・サーチを繰り返したり、特殊召喚を繰り返したりしなくてはならない、枯渇することが許されないカード

三枚投入されるカードはこのような理由があります。
三枚投入されるということは絶対にデュエル中に一回は活躍しなくてはならない。そんな風に思っても良いくらいです。
とにかく引きたい、とにかく使わなくてはならない、そんなカードを三枚投入しましょう。


B、二枚投入


・ある程度引きたいが、複数枚引いても腐る可能性があるカード
・サーチ手段が豊富にあるため、三枚投入せずとも必要な場所におけるカード
・すでに三枚投入したカードと役割を共有できる下位互換カード
・コンボや主要な動きに必須ではないがこれがあるとより強い動きが望めるカード、しかしそれ以外の活躍が見込めないカード


二枚投入されるカードはこんな感じの理由です。
必ずしも必要ではない、しかしあった方が良い使いどころを選ぶカードといった感じです。


C、一枚投入

・二枚投入するのでさえ躊躇われる程アク強いが強力なカード
・一枚でも十分な働きを見込める強力なカード
・サーチ対象の一つであり、特定の場面やデッキに対してのみ力を発揮する強力なメタカード
・すでに三枚ないし二枚投入されたカードと動きを共有できる下位互換カード


こんな感じでしょうか。
遊戯王は他のカードゲームと大きく異なり、メインパーツを一枚だけ投入というのはあまり見られません。
むしろ三枚入るのなら取り敢えず理由もなく三枚というのが多い気がします。
でも、二枚なら二枚なりの理由もありますし、一枚なら一枚なりの理由がそこにはあります。
デッキ調整の際には上記の基準を少し意識して見ると、投入枚数を深く考えられます。

さて次の調整項目に


②メインパーツを補助する潤滑油の枚数


「あのカードが必要だけどデッキに眠っているから使えない!!」
「このカードの効果を使いたいけど条件が揃わない!!」
「手札が尽きてしまって立て直せない!!」

メインパーツだけではデュエルできません。どんなデッキにもやりたいことをスムーズに行うための潤滑油が必要となります。それはどんなカードでしょうか?何枚投入しなくてはならないのでしょうか?


A、サーチカード

使いたいカードを手札に持ってこなくては使おうにも使えません。サーチカードは使いたいカードを手札に持ってきてくれるカードです。


Eエマージェンシーコール
マドルチェマジョレーヌ
調律


これらはデッキの潤滑油の代表格で基本的に投入出来る最大枚数の投入が好まれます。それらが複数あるメインパーツすべてに対応しているのならなおさらのことです。これは間違いなく最大枚数投入しましょう。
サーチカードを増やすということはメインパーツを増やすことと同義である、と覚えておきましょう。


B、リクルーター

デッキから直接フィールドにカードを出すカードのことです。サーチカードより手っ取り早く展開できるのが強みですが、発動タイミングが厳しいものやコストが重いものが多い傾向があります。


ヒーローアライヴ
グリズリーマザー
マドルチェチケット

前述の通り、発動条件が比較的厳しいものが多い傾向があり、腐る場面もありますが、それでもデッキを手札のように使えるのは大きいです。
腐ってでも入れたいほど強力なカードも多く、最大枚数投入も十分に検討できます。


C、サルベージ

墓地にあるカードを手札に加えるカードのことです。


サルベージ
戦士の生還
死者転生

リクルーター同様、コストや回収するカードの指定が限定的である、といった面があり腐るタイミングが出てきます。特にリクルーターのように常にカードがあるデッキからでなく墓地から回収するためむしろこちらの方が腐る場面は多いでしょう。
それでも一度使ったカードを使えるというのは強力。最大枚数投入は少し悩むべきですが、入るのなら一枚はいれておきたいカードです。


D、蘇生カード

文字通り墓地や除外されたモンスターをフィールドに特殊召喚するカードです。


O・オーバーソウル
死者蘇生
リビングデッドの呼び声

死者蘇生は言わずと知れた蘇生カードですが、それ以外のカードは指定があったり、すぐに発動できなかったりと、結構不自由です。リビングデッドの呼び声程度ならましですが、指定の厳しいものはよく考えて投入しましょう。



大体デッキのやりたいことを補助するカードはこんな感じです。あくまでやりたいことを補助するカードなので、こんな感じの軽い紹介になっています。


次はどんなデッキでもある程度採用が検討される汎用カード群ですが、これは種類が多く一度に説明しにくいのでそれらは次回ということにしましょう。

それでは次回