☆天空の蜂

本を読んだのが6年ほど前(2009年頃)なので、ストーリーを随分忘れていました。

懸賞に当たったと少年を誘導して、別荘に1人で探検旅行と偽ってこさせて、自動制御の家に監禁し、その間にいろいろ要求する本があって、それと混同していた。


映画を観たら、すばらしかった。

最後の自動送信になっていた本木のどこあてだったかわからない、もしかしたら国民全部に知らせたかった内容のメールを、送信直前に踏み込んだ機動隊員によって回線カットされたところが印象深い。

劇中でも言っていた、このことを知らない国民、知っていても知らないことにしていた方が平和だと日所の生活を続ける国民、それでいいのか。だから自分の息子も見殺しにされたような物だと。

本木の回想のなかで、もちろん息子が原発屋の息子と言われたから自殺したが、その原因を作った班新聞に「原発反対」と書いた本人の家も、「原発必要」の落書きをされて一家離散したような画が出てきた。原発については、賛成も反対も言ったら問題になると言うことを暗に明示していたのだろう。

CGや特撮は、そんなこと実際に起こるわけないって感じの映像になってしまうが、何の違和感もない。突っ込みどころの一つもない映画でした。

久しぶりに社会的問題を含んだすばらしい映画を観た思いだ。


余談だが、劇中に出演していた2人の刑事がいる。脇役だが、犯人に尋問するシーンがある男女。男の方が、多分名古屋出身ぽい設定だろうが、名古屋弁がへたくそ。「みゃあ」「きゃあ」をおりこめながら話すが、名古屋弁では「そこは使わんし!」みたいなタイミングで入る。そのくせ同じ文節の中で、使うべき言葉は標準的になっている。違和感でかい。